- 証言零戦生存率二割の戦場を生き抜いた男たち
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- 価格
- 946円(本体860円+税)
- 発行年月
- 2016年11月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784062817059
[BOOKデータベースより]
昭和16(1941)年12月8日、真珠湾攻撃に出撃した搭乗員は770名。そのうち、生きて終戦の日を迎えたのはその約二割にあたる148名に過ぎない。これは真珠湾攻撃に限ったことではなく、この戦争で実戦に投入された搭乗員全体の生存率も二割に満たないのだ。過酷な最前線の空で戦い続け、かろうじて生き延びながら、口を閉ざし続けた大正生まれの若者たち。彼らが、最後に語った戦争の真実とは!?
第1章 三上一禧―「零戦初空戦」で撃墜した宿敵との奇跡の再会
第2章 田中國義―「日本海軍一」と言われた、叩き上げ搭乗員のプライド
第3章 原田要―幼児教育に後半生を捧げたゼロファイター
第4章 日高盛康―「独断専行」と指揮官の苦衷
第5章 小町定―真珠湾から海軍最後の空戦まで、大戦全期間を戦い抜く
第6章 志賀淑雄―半世紀の沈黙を破って
第7章 吉田勝義―豪州本土上空でスピットファイアを圧倒
第8章 山田良市―ジェット時代にも飛び続けたトップガン
1941年12月8日、真珠湾攻撃に参加し、1945年8月18日の日本海軍最後の空戦まで戦い抜いた歴戦の搭乗員は、その日、まだ25歳だった。戦死率8割という消耗戦を生き残った若者たちは、あの戦いの最中に何を思い、戦後の混乱のなかでどのように生き抜いていったのか。150人以上の搭乗員たちにインタビューしたジャーナリストによる、平成の若者の祖父たちの激闘と苦闘の記録である。
ベストセラー『永遠の0』の参考文献筆頭に上げられている、神立尚紀氏の『零戦 最後の証言』が刊行されてから15年。戦中、命を懸けて戦い、多くの戦友を失い、多くが自らの傷を負った零戦搭乗員たちは、戦後の価値観の転換に戸惑い、固く口を閉ざしていた。その彼らに真摯に向き合い、閉ざされた心を開いていった神立氏が集めた貴重な証言を元に、波乱の時代を生きた男たちの人生を描く決定版。日中戦争初期、零戦初空戦で敵機を撃墜した名パイロットから、真珠湾攻撃、ミッドウェイ海戦を戦い抜き、終戦の日当日まで米軍爆撃機の迎撃に向かった者まで、零戦搭乗員として、あの過酷な戦争を戦い抜き、徒手空拳から戦後の混乱を生き抜いた、平成の若者の祖父たちの激闘と苦闘の記録である。
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