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[BOOKデータベースより]
『失われた福音』とは、旧約聖書偽典に属する『ヨセフとアセナト』(ギリシャ語)のシリア語版であり、英国図書館に収蔵されている古文書のこと。『キリストの棺―世界を震撼させた新発見の全貌』の共著者で、映画監督でもあるシンハ・ヤコボビッチと、初期キリスト教に関する研究者バリー・ウィルソンが、長く眠っていた古文書に光を当て、その謎を読み解いていくノンフィクション。『ヨセフとアセナト』の起源は新約聖書成立と同時代の紀元前後とみられる。ヨセフとは、旧約聖書の創世記に登場し、イスラエル人を大飢饉から救った人物。『ヨセフとアセナト』では、その妻アセナトが、熱心な偶像崇拝者から、ヨセフの妻にふさわしい女性に変身していく過程が描かれている。第二神殿時代のユダヤ教を専門とするニッケルスバーグが促したように、キリスト教の寓意的解釈に基づく解釈を試みた、研究史上、待望の書と言える。また、ギリシャ語版にはない部分を含み、興味深い。シリア語圏のキリスト教では、伝統的に、イエス・キリストの神性よりも人性が重んじられており、『ヨセフとアセナト』の物語は、イエスとマグダラのマリアとの結婚を強調する物語として読まれていたと、著者は解説している。
第1部 不可思議な古文書(古文書17202;書かれている事、いない事;古文書についてわかっている事は何か;いつ書かれたのか;文章以上の意味があるのか)
[日販商品データベースより]第2部 古文書を読み解く(一番重要な証拠は何か;ヨセフ;アセナト;アセナトの物語;ヨセフの物語;史上最高の結婚式;イエスと異邦人;イエスと子供を殺しマリアを誘拐する計画;悪者;磔刑の裏にある権力政治)
第3部 推測できること(結論;あとがき)
謎の古代シリア語文書に衝撃の内容が…。暗号を読み進めるうちに、我々が知る一面的なイエス像とはまったく違うイエスと当時の世界がありありと浮かび上がってくる。アメリカで大論争を巻き起こした問題作、初邦訳。