内容情報
[BOOKデータベースより]
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阪神・淡路大震災で当日亡くなられた５０３６人の検案書。２１年間埋もれていた一人ひとりの死の記録。私たちに残してくれたのは、次の大地震から命を守るためのメッセージでした。ＮＨＫスペシャル取材班渾身の書き下ろしドキュメント。
序章 ５０３６人の死―そこには救えた命があった
第１章 命を奪う「窒息死」の真相―地震発生直後
第２章 ある大学生の死―繰り返される悲劇・進まない耐震化
第３章 時間差火災の脅威―地震発生から１時間後以降
第４章 データが解き明かす通電火災２１年目の真実
第５章 通電火災に備えよ
第６章 渋滞に奪われた命―地震発生から５時間後以降
第７章 いまだ進まない根本的対策
都市直下型地震で命はどう奪われたのか。阪神・淡路大震災５０３６人の死体検案書を克明に検証。大地震から命を守る対策に迫る。ＮＨＫスペシャル取材班渾身の書き下ろしドキュメント。
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阪神大震災の当日の死亡者は５０３６人。その７５％は、即死ではなく窒息死だった！２１年目の真実としてＮＨＫスペシャルで放送された番組を書籍化。災害時、人は具体的にどのように命を奪われるのかを、２１年目に発見された死体検案書から読み解く。