[BOOKデータベースより]
「自業自得」「業が深い」「非業の死」…すでに日常になじみ深い“業”という言葉は、仏教思想に由来する。「自らが為した行為の結果は自らが引き受けなければならない」を基本の考えとする業の思想は自己責任的な性格の強いものであり、また、善をすすめ、悪を避けるように促す道徳思想としての一面を持つ。しかし、世の中では必ずしも善人が幸福に、悪人が不幸になるわけではない。では、業の思想はいかにして多くの人を納得させつつ、仏教の教えであり続けたのか。その歴史と論理をスリリングに読み解く!
序章 本書を読む前提
第1章 インド宗教における業思想
第2章 伝統仏教の業思想―総論
第3章 伝統仏教の業思想―各論
第4章 ブッダと業
第5章 大乗仏教の業思想
第6章 業思想と現代社会
終章 仏教の業思想とは?
仏教における「業思想」は、倫理思想であり、また行為の哲学でもある。本書では、初期仏教から大乗仏教まで、様々に変遷してきたこの思想の歴史と論理をスリリングに読み解く。
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仏教における「業思想」は、倫理思想であり行為の哲学でもある。初期仏教から大乗仏教まで、様々に変遷してきたこの思想の歴史と論理をスリリングに読み解く!