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- プーのはちみつとり
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はじめてのプーさん
Winiie the Pooh and some bees.岩波書店
アラン・アレクサンダー・ミルン アーネスト・ハワード・シェパード 石井桃子- 価格
- 1,100円(本体1,000円+税)
- 発行年月
- 2016年09月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784001160048
[日販商品データベースより]
くいしんぼうのプーさんは青い風船につかまって、ハチにばれないようにハチミツをとろうと、大ふんとうするが…。装いをあらたに1話読み切りでお届けする、これがプーさん最初のお話。
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石井桃子さん訳、くまのプーのはじまりのお話です。「そうら、クマくんが、二階からおりてきますよ。バタン・バタン、バタン・バタン、頭をはしご段にぶつけながら、クリストファー・ロビンのあとについてね。」こんなふうにはじまります。クリストファー・ロビンのお父さんは、クリストファー・ロビンに「ひとつしてやってくれない?」とたのまれて、プーにお話をすることになります。どんなお話かというと、「じぶんが出てくるおはなし。プーって、そんなクマなんだよ」。つまりこれは、プーのためにお父さんが話した、プーが出てくるおはなしなのです……。はちみつをたべたいクマのプー。大きなカシの木の下で、蜂がブンブンいう音をきき、蜂っていうのはどうしてブンブンいうんだろね?と考えます。そしてはちみつをとるために木にのぼりはじめますが……おっこちて失敗!クリストファー・ロビンの助けを借りようと考えます。(ここで、クリストファー・ロビンが「それ、ぼく?」とおそるおそるお父さんに聞いて、顔を真っ赤にするのがとても愛らしい場面です。)プーが頭をひねって、風船をつかって、はちみつをとろうとします。そのために自分を黒くぬって「黒雲」のふりをする……!?クリストファー・ロビンでなくたって、「ばっかなクマのやつ!」と笑いたくなっちゃうかもしれません。プーのへんてこな奮闘ぶり、詳細はぜひお話を読んでみてくださいね。E.H.シェパードのカラー挿絵がふんだんに入り、絵童話のように読むことができます。本書「はじめてのプーさん」シリーズは、石井桃子さんの名訳そのままに、一話ごとに楽しめるのがポイント。言葉の言い回しはやわらかく、古めかしいと感じるところもあるかもしれませんが、全体的にのんびりとあたたかく響きます。キャラクターの「プーさん」しか知らない方には、一度ぜひ手にとってほしいお話の世界です。プーをはじめ、百町森のなかまたちがいきいきと暮らしているようすが、手にとるように伝わってきますよ。
(絵本ナビライター 大和田佳世)
くまのプーさんは、キャラクターではよく知っていますが、原作は読んだことがありません。
「クマのプーさん」「プー横丁にたった家」を読んでみたいとは思っているのですが、まだ読めておらず。
そんな折、「はじめてのプーさん」のシリーズが3冊出ているのを知って、まずこちらから読んでみたいと思いました。
お父さんが、クリストファーロビンにねだられて語るという設定でお話が始まります。
お話がちょうど良い長さだったので、読みやすかったです。
カラーの挿絵がたくさんあって、可愛かったです。(クッチーナママさん 40代・東京都 女の子16歳、女の子13歳、男の子10歳)
【情報提供・絵本ナビ】