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[BOOKデータベースより]
ノーベル平和賞受賞者で元ケニア共和国環境副大臣故ワンガリ・マータイさんが日本で見つけた言葉「もったいない=MOTTAINAI」日本人の最高の美徳に再び注目!小池百合子都知事が東京五輪の新たなコンセプトに掲げた「もったいない」。今こそ日本人の思いやりの心をよみがえらせよう。
[日販商品データベースより]<b>●小池百合子・東京都知事が
東京五輪の新たなコンセプトに掲げた
「もったいない」。
●ノーベル平和賞受賞者の
故ワンガリ・マータイさんが日本で見つけた言葉
「もったいない=MOTTAINAI」
●環境問題のキーワード“3つのR”を
たった一言で表す日本語が「もったいない」。
●日本人の最高の美徳、思いやりの心、
「もったいない」に再び注目が!</b>
東京都の小池百合子知事は、就任後の8月26日の定例会見で、
「もったいない」という日本語を、
「2020年東京五輪・パラリンピックの
新たなコンセプトに入れて、国際語にしたい」
と語りました。
「てんぷら、おすしの次に、
『もったいない』が出るようにしたい」とも。
ノーベル平和賞受賞者で、元ケニア共和国環境副大臣、
故ワンガリ・マータイさんが日本で見つけた言葉
「もったいない=MOTTAINAI」。
環境問題に取り組む中で掲げられる合言葉「3つのR」。
優先順位は、1番目に廃棄するものを減らすリデユース(発生抑制)。
2番目に繰り返して使うリユース(再使用)。
そして最後の最後、使い終わったものを廃棄せざるを得ないときに、
3番目のリサイクル(再資源化)となります。
環境省では、2016年5月、2番目の優先順位のリユースを広めようと、
衣類や家具、本、電化製品などの再利用を気軽に取り組むための
リユース読本を作りました。
この3Rのすべてを、たったひと言で言い表わしている
素晴らしい日本語が「もったいない」です。
レストランや家庭では、
毎日たくさんの食べ物が捨てられています。
コンビニやスーパーでも、
鮮度が落ちた、販売期限が迫ったからと、
たくさんのお弁当や食料品を廃棄しています。
本当は食べられたはずの食品が
捨てられるしまう「食品ロス」。
日本では年間632万トンにも上ります。
……一方、世界では1日に8500人の乳幼児が、
飢餓のため命を失っています。
学校に通うことのできない5700万人もの子どもたち。
トイレを持たない9億4600万の人々。
8億人以上の人々が極度の貧困に苦しんでいます。
……一方、世界の国々が軍事費として使うお金は、
1年間に1兆6760億ドル。
毎年、その1割のお金があれば、
地球上の様々な課題を解決に導くことができるのです。
この本は、「ご飯は残さず、魚は余すところなく食べる」
「風呂敷はたった1枚で上手にものを包み運ぶ」など、
19の「もったいない」のお話を、
絵と読み仮名をふったわかりやすい文章で綴り、
英訳もつけています。
さらに、最新のデータをもとに
世界
累計11万部のベストセラー『もったいない』が11年を経て新装版で蘇ります。ノーベル平和賞受賞者のマータイさん(2011年死去)が、「MOTTAINAI」を全世界に広め、教科書や英文にも掲載されるようになりました。そして今、環境省の呼びかけで“もったいない”が再度広まりつつあります。日本人が忘れ始めた精神(こころ)を思い出させる名著を、統計や数字など最新データに更新し、食品ロスなど現代のもったいない事例をいれ復活します。