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本書では、わたしたちが知る「麻雀」が、いつ、どこで、どのように誕生したかを探りました。「ポン!」「チー!」という中国風のかけ声、牌の表面に彫り込まれた漢字と神秘的な文様…あたかもはるか昔から存在していたゲームのように錯覚していませんか?ところが、その歴史は意外に浅く、わずか90年前にはその呼び名さえ定まっていなかったのです…。中国・アメリカ・日本に眠る貴重な資料を掘り起こし、「麻雀」誕生の真実にせまる、初めての試み!
序章 よび名と、それが示すもの(「マージャン」への統一;中国における呼称;誤認された麻雀;絵画にみる麻雀)
第1章 社交の麻雀(アメリカの熱狂;一九二二年―ブームの発火点;ルーズなタイトル?)
第2章 麻雀の核心(麻雀テーブル;特徴はポン;ドミノの「〓(ほう)和」)
第3章 租界が彩る麻雀(プレーの情景;麻雀と伝説)
第4章 麻雀の起源(記号の変容;変わり種牌;遊戯法の特徴)
今や世界各国で遊ばれる麻雀。わたしたちが知る「麻雀」は、いつ、どこで、どのように生まれたか。中国・アメリカ・日本に眠る貴重な資料を掘り起こし、「麻雀」誕生の真実にせまる、初めての試み。
今や世界各国で遊ばれる麻雀。その起源と、それぞれの国特有の「麻雀」になっていく課程を探る。貴重な文献や写真多数掲載!