- ヴェルレーヌ 新装版
-
- 価格
- 1,320円(本体1,200円+税)
- 発行年月
- 2016年08月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784389421212
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- ミュッセ 新装版
-
価格:1,320円(本体1,200円+税)
【2016年09月発売】
- バルザック『あら皮』研究
-
価格:4,400円(本体4,000円+税)
【2024年12月発売】
[BOOKデータベースより]
フランスの詩人ヴェルレーヌ。マラルメと並び称される象徴主義の大詩人。その生涯は波乱に富み、スキャンダルに満ちている。天才少年詩人ランボーとの運命的な出会い、「十字架の道行き」、ブリュッセルでの発砲事件、独房生活。デカダンスを地でいく酒と官能に溺れる日々。こうした泥だらけの人生からせつせつと胸に訴えかける、平明にして陰影に富んだ名品の数々が生み出される。本書は一見矛盾する詩人の生涯と作品に通底する論理を剔出し、そのポエジーの秘密に迫る、簡にして要を得たヴェルレーヌの入門書である。
1 ヴェルレーヌを求めて(ヴェルレーヌの位置;不幸な星のもとに生まれて)
[日販商品データベースより]2 哀れなレリアン(両親の愛に包まれて;青春彷徨)
3 青春の墓標(『サチュルニヤン詩集』;『雅なうたげ』)
4 愛の嵐(マチルド;ランボー;『ロマンス‐サン‐パロール』)
5 エロスとアガペー(回心;『知恵』;晩年の栄光と悲惨)
上田敏や堀口大学の名訳によって日本の読者にもその名をよく知られてフランスの詩人ヴェルレーヌ。マラルメと並び称される象徴主義の大詩人。その生涯は波乱に富み,スキャンダルに満ちている。デカダンスを地でいく酒と官能に溺れる日々。こうした泥だらけの人生から切々と訴えかける,平明で陰影に富んだ名品の数々が生み出される。本書は一見矛盾する詩人と作品に通底する論理を剔出し,そのポエジーの秘密に迫る。簡にして要をえたヴェルレーヌの入門書である。