[BOOKデータベースより]
『新古今集』を代表する歌人、西行と慈円。西行の遁世に憧れつつも天台座主にまで登りつめた慈円。仏教の諸宗を学びながら遁世者として生きた無住。これらの僧侶と仏像の歴史を通して、日本独特の仏教史を模索する。
1 西行・慈円と無住(西行と慈円;遁世思想と文学;中世の人生論・処世論;鎌倉仏教と無住道暁)
2 慈円と『愚管抄』(『愚管抄』の歴史意識;『愚管抄』における「漢家」と「日本国」)
3 外来文化と日本文化(土着と外来という見方―日本文化と外来諸文化;仏像の歴史と基層文化;中世社会の価値観と仏教)
西行の遁世に憧れつつも天台座主にまで登りつめた慈円。仏教の諸宗を学びながら遁世者として生きた無住。これらの僧侶と仏像の歴史を通して、日本独特の仏教史を模索する。
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『新古今和歌集』を代表する歌人、西行(さいぎょう)と慈(じ)円(えん)。西行の遁世に憧れながら天台(てんだい)座主(ざす)にまで登りつめた慈円。鎌倉中期に大寺院で仏教の諸宗を学びながらどの宗派にも属さず遁世者として生きた無住(むじゅう)。これらの僧侶を通して新しい日本仏教史を模索する。日本文化を外来文化と比較し、仏像の歴史的背景を探りながら、日本固有の文化とは何かを考える。