- 在庫状況:出版社よりお取り寄せ(1週間程度で出荷)
[BOOKデータベースより]
はたけにそだったりっぱなおいも。あるひとつぜんぬすまれた。さて、ほんとうのいもどろぼうは?
[日販商品データベースより]おじいさんが丹精込めて育てたさつまいも。今年のできはいいぞ、とほくほく喜んでいたら、そのおイモが盗まれた!誰が盗んだんだ大事なおいも。いもどろぼうを捕まえようとおじいさんは大奮闘。とうとうつかまえたと思ったいもどろぼうは、ウリボウたち。
ところがウリボウやどうぶつたちは、さつまいもを作ったのは太陽や土。だからこのおイモはぼくたちのもの、とゆずらない。さてさてほんとうに悪いのはおじいさん?ウリボウ?
きむらゆういちさんとたじまゆきひこさんが、はじめて一緒に挑んだ意欲作!
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- たべるぞたべるぞ
-
価格:1,540円(本体1,400円+税)
【2023年09月発売】
- 旅のネコと神社のクスノキ
-
価格:1,870円(本体1,700円+税)
【2022年08月発売】
- 祇園祭 新版
-
価格:2,750円(本体2,500円+税)
【2005年03月発売】
- そうべえふしぎなりゅうぐうじょう
-
価格:1,650円(本体1,500円+税)
【2011年05月発売】
- やんばるの少年
-
価格:1,760円(本体1,600円+税)
【2019年05月発売】
「ばあさん みてみろ このおいも。ことしのいもは さいこうじゃ」おじいさんが大切に育て、畑で立派に大きくなったと喜んでいたさつまいもが、盗まれてしまいました。夜の間にだれかがこっそり盗みにくるのです。畑にかかしをたてても、わなをしかけても、落とし穴をつくっても。おいもはどんどん減っていきます。いもどろぼうはいったい誰!?前半まではなぞかけが楽しい展開ですが、後半、にわかに深い話になっていきます。丹精込めて畑を耕し、おいもに水をやった、おじいさん。では、おいもが育つための地面、雨、太陽は、いったいだれのおかげでしょう。キツネ、サル、シカ、ノネズミ、モグラ、ウリボウ、イノシシが言います。「いもは つちの なかで じぶんで そだったんじゃ ないのけ?」「そう、あめ ふって たいよう あびて そだったはずや」「それとも あめや たいようも にんげんが つくったって いうのけ?」どろぼうは誰なのか。ひとりじめしているのは誰なのか。作者のきむらゆういちさんは『あらしのよるに』などで人気の作家さん。数々のロングセラーが子どもの心をつかんでいます。絵は、こちらも多くの絵本作品を描いてきた田島征彦さん。土の生命力あふれるダイナミックな絵、縦開きの画面もあり、勢いとすごみを感じます。人間中心の世界に、投じられた一石。どっちがどろぼう? 誰がどろぼう?作者お二人のユーモアとやさしさがにじむ力強い作品です。おじいさんにたいして決してゆずらない動物たちの生き生きした姿と、おじいさんの表情の変化にもご注目くださいね。
(絵本ナビライター 大和田佳世)
おじいさんが 丹精こめてつくったさつまいも
とってもいい顔のおじいさんの顔みたら嬉しくなります
ところが おいもがぬすまれるんです
くやしさをにじませたおじいさんの対策は?
ところが・・・・なかなか犯人を捕まえられません
おや かわいい ウリボウたちが イノシシかあさんが話す言葉や動物たちの言葉に あれ? 考えさせられます
動物たちの言うことも一理あるのです
ほんとに 人間の立場から考えたら 作物を荒らす動物のことを悪く思いたくなるのですが・・・・・ 作物は お日さまや雨の恵みのおかげで育つものなのですね
そういわれたら 言い返す言葉がありません
さてさて いも裁判の判決は みなさんの 心持ちにゆだねられているように思えました
それにしても田島征彦さんの絵は 迫力満点で 楽しいです
原画展で見せていただき感動しました
絵本の迫力も素晴らしい!
きむらゆういちさんとのコラボいいなあー 今年はじめの感動作品です!(にぎりすしさん 60代・京都府 )
【情報提供・絵本ナビ】