[日販商品データベースより]
『きもだめし』は、その名の通り、夏の風物詩である肝試しがテーマの、縦開きのしかけ絵本です。
不気味な日本人形の、おどろおどろしい肝試しへの案内から、本作は始まります。幽霊や、一つ目お化け、ろくろっくび、のっぺらぼうなど、定番のお化けや妖怪が次々に登場するのですが、一番の見どころはなんといっても、驚きの「しかけ」です。この作品は、縦にページをめくっていく縦開きの絵本ですが、お化けが出てくるページは、片観音になっています。最初にページを開くと、井戸や、地面が見えていて、そのページを上に開ければ、井戸から幽霊が現れたり、地面から骸骨が飛び出したりするのです。
思わせぶりなテキストのページがあり、それをめくると、お化けが飛び出す、という構成は、まるで実際にお化け屋敷や肝試しに行ったかのような、臨場感あふれるしかけです。
おはなし会や、親子でドキドキしながら楽しめる1冊です。5さいから〜。
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背筋が凍る、こわい絵本!手ざわりのある和風のカバー紙でつつまれた、縦開きの絵本をあけると「さあ きもだめしを はじめるよ でもね……なく こは このさき よんじゃ だめ!」もう、表紙の日本人形の、カパッと下に開いた口がこわいです。泣くかな、泣かないかな?こわがりな子は、ちょっとやめといたほうがいいかな……。「しく しく しく しく おねがいが あるの」しかけをめくると、お墓の下からおばけが「こっちに おいで うらめしやー」地面の下から「かた かた かた」ガイコツが「あたためて おくれよー!」縦開きのしかけをめくると、おばけがアップで飛び出します。絵は、ぱきっと線も鮮やかで、一枚一枚別々に見るならば全然こわくない。それなのになぜ、めくりしかけでこのセリフと展開だと、こんなに迫力が出ちゃうのでしょう?作者はなんと新井洋行さん。ふだん新井さんがよく制作されているあかちゃん絵本シリーズとの違いに驚きます。おばけしかけ絵本の、あたらしい傑作!ぜひお試しください。最初は、夜には読まないほうがいいかもしれませんよ。
(絵本ナビライター 大和田佳世)
夏の夜に読むのにぴったりかなとい、手に取りました。
ページを縦に開く絵本。
しかももう1枚めくる仕掛け担っています。
次々と出てくるお化けたち。
表紙の絵は結構怖いけれど、中身はそこまで怖くありません。
ちょっとかわいく思えちゃうほどです。
ゆっくり読んで、怖がらせ、さっとめくるのが、読むポイントかもしれません。(クッチーナママさん 40代・東京都 女の子16歳、女の子13歳、男の子10歳)
【情報提供・絵本ナビ】