- アメリカの大問題
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百年に一度の転換点に立つ大国
PHP新書 1051
- 価格
- 924円(本体840円+税)
- 発行年月
- 2016年06月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784569829661
[BOOKデータベースより]
アメリカはいま、百年に一度の転換期に立ち、三つの大問題に直面している。第一は格差と移民の問題。EUは100万人の難民で大騒ぎになったが、アメリカは過去25年に亘り年平均100万人の移民を受け入れており、16年大統領選挙の争点となった。第二は力の行使の問題。全家庭の43%が銃をもつ米国は力の行使を是とし、長年「世界の警察官」を自任してきたが、一転して孤立主義に立つ可能性が生じている。第三はエネルギーの問題。シェール革命後どのようなエネルギー・モデルを構築するかによって、この超大国の命運は決まる。歴史的転換の本質を外交官の目で読み解く。
第1章 格差の大問題―移民とティーパーティー(格差の風景;格差、人種、移民;日系移民の苦難の歴史;格差をめぐる左右対立)
第2章 力の行使の大問題―銃と地政学(アメリカ社会と銃;アメリカをとりまく地政学;アメリカの世紀は続くのか)
第3章 エネルギーの大問題―シェール革命の本質(シェール革命と日本;シェールを求めて;シェール革命の経済的帰結;21世紀のアメリカのシェール戦略)
アメリカは今、100年に一度の転換期に立ち、格差と移民・力の行使・エネルギーの3つの大問題に直面している。歴史的転換の本質を、元外交官が現場目線で報告、分析した1冊。
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