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ユーザーレビュー (1件、平均スコア:4)
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北区の太
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誰に悪いのは??
「ママ友」という女性限定(当たり前だが)の人間関係を描いた6篇から成る短編集。男女に限らず、そのコミュニティに属する全ての人と上手く付き合うのは難しいが、女性の場合、そのコミュニティの中の誰かがスケープゴートになり、疎外される傾向にあるように思う。この作品はそれを描いている。最初のスケープゴートがいなくなり、それでそのコミュニティ内は良い人間関係になるかというとそうではなく、次のスケープゴートが生まれる。そうなる者とそうならない者を分けるのは何か。そのコミュニティで支配的な立場にある者(場合によっては声が大きくはっきり物を言う者)の意向・発言がそれを左右する。要は、そのコミュニティの中での基準に照らして判断されることになるのだが、それが世間一般の基準に照らしてどうか。そこから逸脱した基準を持つコミュニティに身を置くことが幸せなのかどうか。この作者の本は初めて読んだが、この手の女性心理を描かせたら抜群のような気がする。他の作品も読んでみたい。
[BOOKデータベースより]
この子と、幸せになりたいだけなのに―岸谷奈江と一人娘の真央は、入園を予定している有名幼稚園へ見学に向かう。ところが、園長の元には一通の匿名メールが届いていた。奈江が属していたママ友グループのいじめのために、家庭が崩壊してしまったという告発の内容だった。その後も、子どもたちの健やかな成長を呪うかのような、悪意に満ちた出来事が相次ぎ…追い詰められた奈江たちに待ち受けるのは救済か、破滅か!?
[日販商品データベースより]岸谷奈江と娘の真央は、入園を予定している有名幼稚園へ見学に向かう。ところが、園長の元には、奈江が属していたママ友グループのいじめのために家庭が崩壊してしまったという内容の匿名メールが届いていて…。