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- 理論で読むメディア文化
-
「今」を理解するためのリテラシー
- 価格
- 3,080円(本体2,800円+税)
- 発行年月
- 2016年05月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784788514805
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[BOOKデータベースより]
「今」を生きるためのツールを構想する。フーコー、ドゥルーズからスティグレール、ラトゥール、フータモなどの理論を起点に、激変する現代のメディア状況を読み解き、生きるためのツール=リテラシーを提示する。
第1部 テクノロジーから「今」を読む(ミシェル・フーコーと「玉ねぎの皮」―デジタル・メディア社会の時空間構制論;ベルナール・スティグレールの「心権力」の概念―産業的資源としての「意識」をめぐる諸問題について;貨幣の非物質化―クレジットカードと認知資本主義;メディアの媒介性と、その透明性を考える―ヴィレム・フルッサーの「テクノ画像」概念を起点として)
[日販商品データベースより]第2部 表象から「今」を読む(マッド・サイエンティストとトポス概念―『バック・トゥ・ザ・フューチャー』とメディア考古学;唯物論的時間とエージェンシー―視覚文化批判;ビデオゲームにみる現実とフィクション―イェスパー・ユール『ハーフ・リアル』を読む;ジル・ドゥルーズを読む村上春樹―『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』をめぐって;Jホラーにおける女性幽霊の眼差しとメディア―ローラ・マルヴィのフェミニスト映画理論を起点として)
第3部 社会から「今」を読む(“スペクタクル”な社会を生きる女性たちの自律化とその矛盾;お笑いの視聴における「(多様な)読み」は可能なのか―スチュアート・ホールのエンコーディング/デコーディング理論から;ヒトとモノのハイブリッドなネットワーク―「ゆるキャラ」を事例に;ショッピングモールとウェブサイトの導線設計を比較する―インターフェース・バリュー概念を手がかりに;インターネットと対人関係―若年女性のソーシャルメディア利用に関する調査から)
フーコー、フルッサー、ドゥルーズなどの理論を提示して、クレジットカード、ビデオゲーム、Jホラー、お笑い、ゆるキャラなどを含む新しいメディア現象を題材に、「今」を読むためのリテラシーを掴み出す。