[BOOKデータベースより]
「食べたいのに食べられない」からうまれた、江戸前の魚食文化!日本人は江戸時代になるまで思うように魚を食べられなかった。不安定な漁獲、保存と輸送の難しさから滅多に食べられなかった魚。食べられないからこそ何としてもうまく食べたい、その執念が知恵を絞り、工夫を重ねて、江戸前魚食文化に結実したのである。本書は日本人なら知っておきたい江戸前魚食のルーツと完成にいたるまでの全歴史をあますところなく紹介する。
第1章 なぜ江戸だったのか?
第2章 江戸の始まりから魚河岸ができるまで
第3章 海に生きた人々―漁業はいつどのように始まったのか
第4章 江戸前漁業のシステム―漁村の漁法と流通
第5章 賑わう江戸の魚河岸―江戸っ子のルーツを探る
第6章 日本人と魚食、知られざる歴史
第7章 関東風の味覚はどうつくられたか―魚が劇的にうまくなった理由
第8章 江戸前料理の完成
第9章 楽しみと畏怖、江戸人の水辺空間
第10章 江戸から東京へ、江戸前の終焉
付録 魚河岸の魚図鑑
江戸時代になるまで、思うように魚を食べられなかった日本人。食べられないからこそ何としてもうまく食べたい、その執念が江戸前魚食文化に結実した。江戸前魚食のルーツと完成にいたるまでの全歴史を紹介する1冊。
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