- イランの野望
-
浮上する「シーア派大国」
集英社新書 0833A
- 価格
- 792円(本体720円+税)
- 発行年月
- 2016年05月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784087208337
[BOOKデータベースより]
二〇一五年七月、欧米諸国との核開発問題協議が劇的な「合意」に達した。これによって、イランは国際社会のキープレイヤーとして大きく浮上する。シーア派イスラム大国として中東地域の「勝ち組」となり、「反米」というスタンスを利用しながら諸外国としたたかに渡り合い、シリア情勢の「黒幕」として暗躍するイラン。特派員として現地に駐在し、政治状況から庶民のメンタリティにまで精通する著者が、世界情勢を読み解くポイントとなるこの国の「素顔」と「野望」について詳細にリポートする。
第1章 シーア派大国への野望
第2章 核開発問題協議―「合意」へのプロセス
第3章 うごめく諸外国の思惑
第4章 「反米」の表と裏
第5章 等身大のイラン社会
第6章 日本はイランとどうつき合うべきか
核開発問題協議の合意によって、国際社会のキープレイヤーとして浮上したイラン。欧米と巧みに渡り合い、シリアなど中東情勢の鍵を握るこの国の「素顔」と「野望」について詳細にリポートする。
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核協議合意によって、国際社会のキープレイヤーとして浮上するイラン。欧米と巧みに渡り合い、シリアなど中東情勢の鍵を握るこの「大国」について、元テヘラン駐在員が詳細にリポートする。