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[BOOKデータベースより]
艱難の歴史を刻んできた地と人々の幸いなる出会いの物語。
第1部(原爆が投下された―これからは決して浦上で生まれたと言うちゃならんとばい。;水平社のまぼろし―おまえ、裸になってみろ。おいも裸になるけん。;生きていく青春―おいが行くのは隠れキリシタンの村の中学校さ。;破滅―私がそこの出身なんだ。おいが、その部落民なんだ。;キリシタン弾圧と解放運動の出発―これはたいへんな問題ぞ。キリシタン側の歴史的和解をせんば…。)
[日販商品データベースより]第2部(救世主あらわる―平和を祈るということは何もしないということではありません。;運命の浦上天主堂―なんで壊すんですか。残すと言うとったじゃなかですか。;真実を見よ―歴史というものを変えてはいけません。)
第3部(めぐり会った両者―人間は人間にとって敵ではなく、自分と同じ権利をもつ兄弟なのです。;幸いなる再会―部落民がキリシタンに対し寛容であった事例と、キリスト者の幸いを求める視点の狭さを浮き彫りにしてくれた。;神父、最後の日々―三人の名前がわかれば、福者にできるのではないかと思って…。)
1945年8月9日、長崎に原爆が投下される。爆心地は、被差別部落であった。この地に生まれた磯本恒信と、部落民とキリシタンの関係を再発見した結城了悟神父の、差別と闘い続けた物語。