- 日本における保守主義はいかにして可能か
-
志賀重昂を例に
名古屋学院大学総合研究所研究叢書 27
- 価格
- 4,730円(本体4,300円+税)
- 発行年月
- 2016年03月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784771026865
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[BOOKデータベースより]
丸山政治学の影響で絶望視されてきた保守主義。しかし、それは妥当だろうか?本書では、津田史学の成果を導入し、志賀重昂の思想に依拠し、保守主義の新たな地平を切り拓く。
序章 日本における保守主義はいかにして可能か
[日販商品データベースより]第1章 思想形成―伝統への関心の不在
第2章 『南洋時事』―文明批判の脆弱性
第3章 国粋主義の思想―概念の両義性と論理の混乱
第4章 『日本風景論』―欧米的景観への憧憬
第5章 国粋主義以降―平和主義と先見性
第6章 志賀重昂と三宅雪嶺
第7章 政教社の国粋主義
終章 保守主義はいかにして可能か―自然と作為、内発と外来、そして自大と自虐の和解
日本の保守主義の可能性について、絶望的とされる背景には丸山政治学がある。津田史学から見るとまったく違う地平が開けてくる。この視点から志賀重 を題材として保守主義の成立のひとつの結論を出したものである。