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「おじぎ」の日本文化

角川文庫 角川ソフィア文庫 N201ー4

KADOKAWA
神崎宣武 

価格
968円(本体880円+税)
発行年月
2016年03月
判型
文庫
ISBN
9784044000080

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何気ない身振りやしぐさにも、文化に根差した意味があるはず。
外国人にとってはいまだにやはり奇妙な動作にみえるという「おじぎ」。この「おじぎ」はどんな文化の脈絡ではじまり、いつどんな変容をおとげてきたのか。「三三九度」をはじめ、日本人のしぐさに根付いている習俗儀礼や日本文化について、民俗学的な解明を行ってきた著者による、目からウロコの「おじぎ」文化発見。
たとえば、時代劇の大名行列では「下に、下に」の掛け声とともに庶民は道端に額をつけて土下座して控えるシーンがみられるが、このような伏す姿は実際にはありえず、片膝をつき頭を下げる片膝礼であった。こんな誤解はいったいどこから来たのか。
「型の日本文化」の代表例である、歌舞伎・相撲・柔道・茶道などで伝承される「おじぎ」の典型は座礼。この座礼の大元は真言密教の三礼(平伏・揖・釈)からきているとされ、神道儀礼の三礼(神前礼)も密教から派生したといわれ、のちの武家の礼法につながるが、では、いつ、どんな経緯でこのような礼法になったのか。
そのことを、古くは絵巻物や絵解きの絵画史料、近世では幕府の公的な礼法の記録、近代ではモース、シーボルトの記録や修身・しつけなどの学校教育、軍隊の礼法などから解明。そのなかから、「おじぎ」は人間関係という制度系だけではなく、じつは着物や建物などの装置系、とりわけ畳の普及とのかかわりがターニングポイントであったと解く。
たんなる挨拶や会釈ばかりではなく、「おじぎ」に込められた、日本文化との深い関係を鮮やかに読み解く。

●本書は今は亡き司馬遼太郎が、著者に執筆のテーマとして「おじぎ」を書くことを強くすすめたことが端緒になっている。

内容情報
[BOOKデータベースより]

外国人にはいまだ奇妙に映る日本人の所作「おじぎ」は、いつの時代のどんな身体動作と背景から生まれたものなのか。立礼と座礼の成り立ちと変化、神道や密教の作法や武家礼法との関係、畳・着物による近世の「おじぎ」変革、近代からの国民礼法など、日本人の日本人たるゆえんの文化として解き明かす。かつて司馬遼太郎から託されたテーマへの渾身の書下ろし。

第1章 外国人がみた日本の「おじぎ」(『ラストサムライ』の印象的なシーン;アメリカ人にとっての「おじぎ」は卑屈な姿勢か ほか)
第2章 古典・絵巻物から「おじぎ」を探る(『万葉集』にみる「おじぎ」の情景;跪拝と祈祷の場面 ほか)
第3章 中世の武家礼法と「おじぎ」(古代中国の『礼記』にみる「礼」;『礼記』のなかの「拝」と「揖」 ほか)
第4章 畳と着物による近世の「おじぎ」変革(小笠原流と伊勢流の礼法;幕府の公的な礼式作法を担った「高家」 ほか)
第5章 現代へと変転する「おじぎ」のかたち(各地にはぐくまれた自然流の「おじぎ」;明治における神社祭式の統一 ほか)

[日販商品データベースより]

何気ない身振りやしぐさにも、文化に根差した意味があるはず。
外国人にとってはいまだにやはり奇妙な動作にみえるという「おじぎ」。この「おじぎ」はどんな文化の脈絡ではじまり、いつどんな変容をおとげてきたのか。「三三九度」をはじめ、日本人のしぐさに根付いている習俗儀礼や日本文化について、民俗学的な解明を行ってきた著者による、目からウロコの「おじぎ」文化発見。
たとえば、時代劇の大名行列では「下に、下に」の掛け声とともに庶民は道端に額をつけて土下座して控えるシーンがみられるが、このような伏す姿は実際にはありえず、両膝を立てたウンチング・スタイルでつくばう、蹲踞とも片膝礼とも違う屈礼であった。しかし、こんな誤解はいったいどこから来たのか。
「型の日本文化」の代表例である、歌舞伎・相撲・柔道・茶道などで伝承される「おじぎ」の典型は座礼。この座礼の大元は真言密教の三礼(平伏・揖・釈)からきているとされ、神道儀礼の三礼(神前礼)も密教から派生したといわれ、のちの武家の礼法につながるという歴史をたどるが、では、いつ、どんな経緯でこのような礼法になったのか。
そのことを、古くは絵巻物や絵解きの絵画史料、近世では幕府の公的な礼法の記録、近代ではモース、シーボルトの記録や修身・しつけなどの学校教育、軍隊の礼法などから解明。そのなかから、「おじぎ」は人間関係という制度系だけではなく、じつは着物や建物などの装置系、とりわけ畳の普及とのかかわりがターニングポイントであったと解く。
たんなる挨拶や会釈ばかりではなく、「おじぎ」に込められた、日本文化との深い関係を鮮やかに読み解く。

●本書は今は亡き司馬遼太郎が、著者に執筆のテーマとして「おじぎ」を書くことを強くすすめたことが端緒になっている。

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