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[BOOKデータベースより]
序章 心理療法の終結に至るまでの諸局面と終結―精神分析臨床からの探求
第1章 精神分析的心理療法における終結(心理療法の終結に関する検討―統合失調症を抱えるクライエントとのかかわりから;心理療法の終結を考え、体験すること―その難しさと意義;治療の終結における力動―別れることと限りあること)
第2章 諸領域における終結とその問題(期間限定の精神分析的心理療法における「しつらえられた終わり」―その転移状況とクライエントの心的作業、およびセラピストの分析的態度とマネージメント機能との両立を巡って;学生相談における終結についての一考察―学生から大人の世界への架け橋の時期に為される期限付きの心理療法;思春期・青年期における「不完全な分析」の終結―最後の面接から生まれるもの;別れを体験することを考えること―治療者に投げ込まれた悲しみと痛みを巡って;末期癌を生きるクライエントとの心理療法の終結;児童養護施設の終結事例における分離過程についての一考察―別離から分離へ)
第3章 初心者における終結と中断をめぐる問題(治療者都合の終結によって生じる転移・逆転移の一側面―アンドレ・グリーンの「デッドマザー」によせて;イニシャル・ケースの中断から生きた転移/逆転移を学ぶ―セラピストの見たmourningの夢)
終章 最後に―心理療法の終結、中断、あるいは「自然終結」
精神分析的心理療法ないし力動的心理療法における終結と中断にまつわる諸問題についてのモノグラフ。各章に事例を取り入れ、より具体的に考察を深めていく。心理療法の根本的問題を問い続ける観点を提示する1冊。
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治療の終わりを論じることは、いかに治療を継続するかを考えるための大いなる参考となる。本書は事例から具体的に考察を深めていく。