- 現場が動き出す会計
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人はなぜ測定されると行動を変えるのか
日経BPM(日本経済新聞出版本部) 日経BPマーケティング
伊丹敬之 青木康晴- 価格
- 2,640円(本体2,400円+税)
- 発行年月
- 2016年03月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784532320645
[BOOKデータベースより]
この本は、管理会計についての入門的な教科書として書かれている。ただ、類書とは構成も力点の置き方もかなり違う。その違いを一言で表現すれば、「人間が主役の管理会計」ということになろうか。だから、会計的な計算法についての解説よりも、管理会計システムが生み出すデータが企業の現場の人々の行動にもたらす歪みや、管理会計システムを作る側が陥りやすい落とし穴の解説が多い。現場の人間行動を十分に了解した上で、管理会計システムは設計され、運用されなければならない。そして、それが出来ている管理会計システムには、現場の人々を動かす力がある。本書で取り上げている京セラのアメーバ組織は、その実践例だ。
管理会計は経営システムの要
利益とは何なのか
勘定合って、銭足らず
どの組織単位の業績を、何で測るか
原価計算がもたらす情報と歪み
事業部の利益計算はむつかしい
「ついつい」の資産増加を防ぐには
アメーバ経営と時間当たり採算
予算管理のウソ・マコト
投資採算計算の方法と落とし穴
研究開発管理システムの「最適なゆるさ」とは?
多様な影響システム―管理会計を超えて
なぜ人は測定されると行動を変えるのか
会計を武器にする経営
京セラ、日本電産など強い企業は会計を武器にしている。戦略を熟知した経営学者が、会計学者とともに現場が自然と動く仕組みを解説。自分の周りの様々なシステムを管理会計的視点で見られるようになる画期的入門書。
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