宇佐八幡神話言説の研究

『八幡宇佐宮御託宣集』を読む
佛教大学研究叢書　２６

仏教大学 法蔵館
村田真一　

• 価格: 10,780円（本体9,800円＋税）
• 発行年月: 2016年02月
• 判型: Ａ５
• ISBN: 9784831857316

内容情報

[BOOKデータベースより]

第１部　八幡神の変貌（研究史と課題―八幡信仰と『託宣集』の中世へ；『続日本紀』の八幡神―仏法と託宣の国家神話；『続日本紀』の八幡神―仏法と託宣の国家神話；『建立縁起』の八幡神―大菩薩と大帯姫の出現；『玉葉』の八幡神―黄金と宗廟の祭祀言説）
第２部　『託宣集』の八幡神（託宣における成長―『託宣集』の託宣史；八幡神と釈迦―救済者の神話・論理・儀礼；修行の神、八幡神―御体と祭祀の神話／神学１；本地幽玄の八幡神―御体と祭祀の神話／神学２；『託宣集』の神吽―宗教実践者の複合的位相）

[日販商品データベースより]

"八幡神言説の歴史を、中世宇佐宮の神典『八幡宇佐宮御託宣集』から読み解き、中世に見出された""新たな八幡信仰""の姿を問うことで、宗教思想史研究の新地平を切り拓いた気鋭の論考。"