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[BOOKデータベースより]
ミッドウェイ海戦からわずか二カ月で、本格的な反転攻勢に出る。その第一歩はガダルカナル。そう主張するキング提督に、マッカーサーは反対する。太平洋における艦隊戦力はまだ日本優勢。早すぎる攻勢は味方を危険にさらす…。が、8月7日、日本がまったく予想もしていなかった海軍と海兵隊による上陸作戦が始まる。それは、戦争史上初めての、陸海空が連携して死力をつくす戦いだった。日米戦争を両海軍の視点から描く三部作の第二作。
序章 ソロモン諸島をとる
第1章 ガダルカナルへの反攻
第2章 第一次ソロモン海戦
第3章 三度の空母決戦
第4章 南太平洋で戦える米空母はホーネットのみ
第5章 六週間の膠着
第6章 新指揮官ハルゼーの巻き返しが始まった
第7章 山本五十六の死
第8章 ラバウルを迂回する
実は米軍内も割れていた!
陸海軍と海兵隊の縄張り争い。ニミッツとマッカーサーの足の引っ張りあい。米国側から初めて描かれるミッドウェイ以降の日米戦。
(上巻の粗筋)いがみ合う海軍と海兵隊、キングとマッカーサーの主導権争い
ミッドウェイ海戦からわずか二カ月で、本格的な反転攻勢に出る。その第一歩はガダルカナル。そう主張するキング提督に、マッカーサーは反対する。太平洋における艦隊勢力はまだ日本優勢。早すぎる攻勢は味方を危険にさらす……。が、1942年8月7日、日本がまったく予想のしていなかった海軍と海兵隊による上陸作戦が始まる。それは、戦争史上初めての、陸海空が連携して死力を尽くす戦いだった。
(下巻の粗筋)日本艦隊が挑む最後の総力戦
艦隊決戦はできるのか? 時間は自分には味方していない。米国は時間がたてばたつほどに
巨大な工業製品を次々と太平洋の前線遅滞に送りこんでいる━━。山本五十六のなきあとの連合艦隊の寡黙な司令長官、古賀峯一は、自分が遅かれ早かれ、連合艦隊を投入し、マハンの教えのとおり、戦艦による決戦をいどまなければならないと考えていた。巨艦大和と武蔵を擁した大艦隊で、自分の日本海会戦を戦うのだ。しかし、いつ、どこで?
(本書に寄せられた推薦のひとこと)
いがみ合う海軍と海兵隊、
キングとマッカーサーの主導権争い。
米軍のガ島反攻にはこんなドラマがあったのか!
半藤一利(作家)
最前線の兵士の目から見た
日米両軍の激闘は、
国家の運命を賭けた壮大な交響曲だ。
戸一成(大和ミュージアム館長)
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