昭和を生きて来た

山田太一エッセイ・コレクション
河出文庫　や３２ー３

河出書房新社
山田太一　

• 価格: 858円（本体780円＋税）
• 発行年月: 2016年03月
• 判型: 文庫
• ISBN: 9784309414423

内容情報

[BOOKデータベースより]

自分は昭和で形成され、平成になってからの変化をよそからの攻撃のように感じていた…過ぎ去ったものを愛しながら、戦争の記憶を失わない世代の一人としてつねに未来を指向する。戦後日本をテレビドラマとして描きつづけた名脚本家・山田太一が折々につづった大切なこと。心にしみるエッセイ集。

呪縛
明るい話
私が受けた家庭教育
私たちを支えてくれている他者の姿―橋口譲二写真集『職』
車中のバナナ
赤いネオンの十字架
柯橋鎮
味気ない反復の呪縛
組織の中で働くということ
底流にあるもの〔ほか〕

[日販商品データベースより]

平成の今、日本は「がらり」と変わってしまうのか？そのような恐れも胸に、昭和の日本や家族を振りかえる。名脚本家の名エッセイ。