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[BOOKデータベースより]
まるでドラマのようなミステリアスなストーリー!警察からの依頼、再鑑定、思わぬ発見、証人尋問、そして想像を超える結末…面白すぎて読む手が止まらない。300件以上の再鑑定を行ってきた著者が辿り着いた衝撃の事実とは。書き下ろしノンフィクションミステリー。
1(顔から消えた痕跡;見逃された証拠品;誰が嘘をついたか)
2(執念の再鑑定;疑惑の踏切;海外で起きた謎)
3(小さな溢血点;溺れたのか殺されたのか;兄の涙)
元東京都監察医務院長を務めた監察医である著者は,長年にわたり,変死体がなぜ死にいたったか,検死・解剖を行ってきた。
それをまとめた著書『死体は語る』は,65万部を超えるベストセラーになったが,今回,初めて「死体の再鑑定」についてまとめた本を書き下ろす。
著者の元には,警察,保険会社,および遺族から再鑑定の依頼が数多く寄せられる。
引き受けた著者は,なぜ最初の鑑定が間違っていたかを紐解いていく。
「溺死ではない,殺しだ。事故死ではない,病死だ。病死ではない,暴行死だ」。
最初の鑑定の嘘を暴いていく様は,上質なミステリーを読んでいるようにドラマチックだ。
ときには裁判所で,証人として最初の鑑定人と対峙したり,再鑑定の再々鑑定を提出したりと……事件は2転,3転。
まさに究極のノンフィクションミステリー。
警察からの依頼、再鑑定、思わぬ発見。300件以上の再鑑定を行ってきた著者が、執念で追った感涙のノンフィクションミステリー。