- レイチェル=カーソン 新装版
-
- 価格
- 1,320円(本体1,200円+税)
- 発行年月
- 2016年02月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784389421373
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[BOOKデータベースより]
地球環境に大きな変化が現れている。一九九六年に北米やアジアを襲った破壊的な熱帯性の嵐は、地球環境の決定的な変化の前兆だろうか。大気中の二酸化炭素濃度の異常な高まりは、地球温暖化につながると懸念されている。森林の消失、酸性雨なども深刻な状態だ。二〇世紀は「経済の世紀」から「環境の世紀」に移ろうとしているといわれた。その転換点となった一九六〇年代に、先駆的に「環境の世紀の到来を語った人」―それがレイチェル=カーソンである。彼女の『沈黙の春』は、農薬の問題を中心に論じたものではあるが、今日の環境問題を実に原理的なところで把握した本、「現代」を考えるための必読の本だといえよう。
1 若き日々(ペンシルヴェニアの小さな町で;大学時代;最初の著作)
[日販商品データベースより]2 ベストセラー科学者(『われらをめぐる海』;『海辺』)
3 『沈黙の春』(発端;『沈黙の春』の問題提起;「禍のくさり」はどこまで?;科学者としての手腕;『沈黙の春』出版の後)
4 カーソンの思想―その側面(アメリカ合州国における環境主義の先駆者たち;近代的自然観への批判と『沈黙の春』の意義;現代の危機への対応―カーソンの論の延長線上に)
地球環境に大きな変化が現れている。一九九六年に北米やアジアを襲った破壊的な熱帯性の嵐は,地球環境の決定的な変化の前兆だろうか。大気中の二酸化炭素濃度の異常な高まりは,地球温暖化につながると懸念される。森林の消失,酸性雨なども深刻な状態だ。二〇世紀は「経済の世紀」から「環境の世紀」に移ろうとしている。一九六〇年代に,先駆的に「環境の世紀」の到来を語ったのがレイチェル= カーソンである。彼女の『沈黙の春』は,今日の環境問題を原理的なところで把握しており,現代を考えるための必読書である。