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[BOOKデータベースより]
はるか60万年前の石斧に始まり、縄文・弥生土器、銅鐸、古墳に至るまで、人類の歴史は「美」の歴史でもあった。従来の考古学は物の機能や技術面ばかりを重視しがちだが、じつは「美」こそが、いにしえの人びとの在りかたを方向づけてきたのではないか。物に託された数と図形、色や質感などを切り口に、人の心の動きと社会の変遷とを重ね合わせる画期的論考。
第1章 人類は美とどうかかわってきたか(美の起源;美の発展と社会)
第2章 形の美の変遷(土器の世界史;縄文と弥生の美)
第3章 数と図形の美(物に託された数と図形;数からみる縄文土器;円と直線の誕生;モニュメントの形と様式)
第4章 色と質感の考古学(人類史と彩り;縄文の知覚、弥生の知覚;質の美から量の美へ;彩られる景観)
第5章 美の人類史と列島史(美と社会・経済;美から見なおす列島史;美の人類史を展望する)
60万年前の石斧に始まり、縄文・弥生土器、銅鐸、古墳に至るまで、人類の歴史は「美」の歴史でもあった。物に託された数と図形、色や質感などを切り口に、人の心の動きと社会の変遷とを重ね合わせる画期的論考。
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社会が「美」を育むのではない。「美」こそが社会を育んできたのだ。石器や土器、古墳の造形から導きだす、新たなる人類史の試み。