有限性の後で

偶然性の必然性についての試論
Ａｐｒｅ｀ｓ　ｌａ　ｆｉｎｉｔｕｄｅ．

人文書院
カンタン・メイヤスー　千葉雅也　大橋完太郎　星野太　

• 価格: 2,420円（本体2,200円＋税）
• 発行年月: 2016年01月
• 判型: Ｂ６
• ISBN: 9784409030905

内容情報

[BOOKデータベースより]

第１章　祖先以前性
第２章　形而上学、信仰主義、思弁
第３章　事実論性の原理
第４章　ヒュームの問題
第５章　プトレマイオスの逆襲

[日販商品データベースより]

この世界は、まったくの偶然で、別様の世界に変化しうる。人文学を揺るがす思弁的実在論、その最重要作、待望の邦訳。序文：アラン・バディウ「カンタン・メイヤスーの最初の一冊にして代表作である本書は、さほど長いものではないが、濃密に書かれた書物だ。アラン・バディウが序文で述べるように、これは一種の「証明」の試みに他ならない。何を証明するのか。ひとことで言えば、事物それ自体を思考する可能性があるということの証明である。カントの用語を使うならば、本書は、私たちを「物自体」へ向けて改めて旅立たせるものである、と紹介することもできるだろう。」（訳者解説より）