芸術家たちの精神史

日本近代化を巡る哲学

ナカニシヤ出版
伊藤徹　

• 価格: 2,970円（本体2,700円＋税）
• 発行年月: 2015年12月
• 判型: Ｂ６
• ISBN: 9784779509766

内容情報

[BOOKデータベースより]

作品に映る近代日本の精神を考察。高橋由一から岡本太郎、寺山修司まで、芸術家たちが造形してきた近代日本の精神と、原発問題に象徴されるテクノロジーの暴走、一見かけ離れた両者の交叉点を哲学的に探る。

序章　日本近代精神史と有用性の蝕
第１章　二つのリアリズム―高橋由一と岸田劉生
第２章　模倣のなかの日本近代―岡倉天心
第３章　世紀転換期の造形思想―浅井忠
第４章　主体性の神話とその亀裂―岡本太郎
第５章　“田園に死す”・一九七四年の自画像―寺山修司
第６章　「神々の永遠の争い」を生きる

[日販商品データベースより]

芸術家たちの作品が映す近代日本の精神を考察。高橋由一から寺山修司まで、芸術家たちが造形してきた近代日本の精神と、原発問題に象徴されるテクノロジーの暴走、一見かけ離れた両者の交叉点を哲学的に探る。