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[BOOKデータベースより]
『ロボット』や『山椒魚戦争』などのSFから、『ダーシェンカ』『園芸家の一年』などのユーモア溢れるエッセイまで、幅広い作品で知られるカレル・チャペック。あたたかく優しいまなざしで、自然やふつうの人々を描く一方、「ジャーナリストとしての観察眼、哲学者としての思考力、作家としての表現力」を武器に、権力やファシズムと闘い続けた。彼の生涯と作品を辿り、その魅力と全体像に迫る。チェコで、日本で、世界で、今も愛され続ける秘密。
第1章 世に出るまで(クラコノシュの庭―少年時代;プラハとの出会い)
第2章 ジャーナリスト、作家として(日々の流れの岸辺で;ロボット誕生;郵便屋さんとおまわりさん;旅人の眼;キュビスム的認識―哲学的認識論三部作;政治的動物―政治と文化のかかわり;山椒魚との闘い―ファシズムへの抵抗)
第3章 趣味に生きる(多様な趣味;犬と猫の飼育―間違いからの出発;園芸の楽しみ;カレル・チャペックの死;カレルと日本)
第4章 カレルの周辺の人たち(トーマス・マンとの交流;兄ヨゼフ;妻オルガ;義姉ヤルミラ;友人ランゲル;金曜会)
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