- 色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年
-
- 価格
- 880円(本体800円+税)
- 発行年月
- 2015年12月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784167905033
[BOOKデータベースより]
多崎つくるは鉄道の駅をつくっている。名古屋での高校時代、四人の男女の親友と完璧な調和を成す関係を結んでいたが、大学時代のある日突然、四人から絶縁を申し渡された。理由も告げられずに。死の淵を一時さ迷い、漂うように生きてきたつくるは、新しい年上の恋人・沙羅に促され、あの時何が起きたのか探り始めるのだった。
[日販商品データベースより]多崎つくるは、鉄道の駅をつくるのが仕事。
名古屋での高校時代、4人の男女の親友と完璧な調和を成す関係を結んでいたが、大学時代のある日突然、4人から絶縁を申し渡された。
何の理由も告げられずに……。
死の淵を一時さ迷い、漂うように生きてきたつくるは、新しい年上の恋人・沙羅に促され、あの時なにが起きたのか、真相を探るべく一歩を踏み出し、旅に出る――。
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 一人称単数
-
価格:792円(本体720円+税)
【2023年02月発売】
- 街とその不確かな壁
-
価格:2,970円(本体2,700円+税)
【2023年04月発売】
- 四月のある晴れた朝に100パーセントの女の子に出会うことについて
-
価格:1,870円(本体1,700円+税)
【2025年02月発売】
- きみの話を聞かせてくれよ
-
価格:1,694円(本体1,540円+税)
【2023年04月発売】
- MISSING 失われているもの
-
価格:737円(本体670円+税)
【2022年10月発売】

ユーザーレビュー (1件、平均スコア:4)
レビューを評価するにはログインが必要です。
この商品に対するあなたのレビューを投稿することができます。
-
joshua
-
ねぇ、名古屋はそんなに居心地の良いところなの?
村上春樹の作品はいつも何だかよく分からない世界に連れて行かれて、なんとなく現実に戻ったような気になったような作品が多い。そんな中、この作品は現実っぽい。夢の話は出てくるが、自分の人生の中で似たような経験が思い出され、ほろ苦いことを思い出させられるが、それもこれも、受け入れられるだろ、大人になったんだし。と諭される。
「ねぇ、名古屋はそんなに居心地の良いところなの?」
肯定します、名古屋に生まれ育った人間にはね。
全米第一位にも輝いたベストセラー、待望の文庫化
多崎つくるは親友四人から理由も告げられず、突然絶縁された過去をもつ。恋人に促され、真相を探るべく一歩を踏み出すが――。