[BOOKデータベースより]
棋士人生60年の集大成。生きる伝説・加藤一二三の名局。123局収録!!全局書き下ろし。大山から勝ち取った初タイトル十段、中原との将棋史に残る名人戦の死闘、升田、二上、米長、谷川、羽生との対決。積み重ねた1300勝1100敗の軌跡がここにある。
第1部 自戦記編(大山康晴名人―第7期十段戦七番勝負第7局 会心の勝利で十段獲得;有吉道夫九段―第24期A級順位戦 両者得意、相矢倉の激突 ほか)
第2部 棋譜解説 上昇期(熊谷達人八段戦―第14期A級順位戦;大野源一八段戦―第9期王将戦挑戦者決定リーグ ほか)
第3部 棋譜解説 全盛期(升田幸三九段戦―第24期A級順位戦;加藤博二八段戦―第9期十段戦挑戦者決定リーグ ほか)
第4部 棋譜解説 円熟期(塚田泰明六段戦―第1回天王戦決勝;長谷部久雄八段戦―第48期棋聖戦二次予選 ほか)
番外編(花村元司八段戦―第9回高松宮賞争奪将棋選手権決勝戦第1局;中原誠十段戦―第16期十段戦七番勝負第6局 ほか)
14歳7カ月でプロ四段、18歳でA級八段。タイトル獲得8期、棋戦優勝23回。
本書は「神武以来の天才」と呼ばれた男、加藤一二三が棋士生活60年で築き上げた1300勝1100敗のうち、本人が名局に選んだ123局を解説つきで収録するものです。
初タイトルとなったのは第7期十段戦、大山十五世名人との対決。本人曰く、「この十段戦に勝って棋士として生涯やっていける自信と、棋士という仕事に対する信念を得ることができた」と言っています。
中原十六世名人との第40期名人戦は将棋史に残る十番勝負。最終局、詰みを発見した加藤九段は思わず声を出したといいます。また本書では、つい6カ月前に見つけたという幻の一手も披露しています。
その他、小学生のころから目をかけていたという升田実力制第四代名人、加藤九段がライバルだと思ってきた二上九段、序盤は光るものがあったという米長永世棋聖、さらに谷川、羽生、渡辺といった次世代の棋士たち。
60年棋士を続けてきた加藤九段ならではのバラエティに富んだ対戦相手たちとの名勝負をあますところなく収録しています。
将棋ファンならぜひ手元に置いておきたい記念碑的一冊です。
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本書は14歳でプロ四段、18歳でA級八段という空前絶後の記録を持ち、「神武以来の天才」と称された加藤一二三九段の名局集です。大山、升田、二上、中原、米長、羽生など、ライバル達との激闘を、当時のエピソードを交えて解説する記念碑的一冊です。