[BOOKデータベースより]
難解であると言われる精神分析の理論や技法が、分析家の生い立ちと臨床業績とを絡めて理解することで、本書は、その証となる講義録である。
第1部 自我心理学派(自己心理学も含む)(A.フロイト―父の自我心理学を発展させた秀才;マーラー―精神分析の仮説の実証に努めた一人;エリクソン―自らの起源や存在意義の探求者 ほか)
第2部 クライン学派(クライン―クライン学派の創始者;アイザックス―無意識の幻想に光を当てたクラインの盟友;ビック―タビストック方式乳幼児観察の創始者 ほか)
第3部 独立学派(フェアバーン―孤高の精神分析家;ガントリップ―対象関係論を広めた第一人者;バリント―精神分析を一般医療につなげた臨床家 ほか)
難解な精神分析の理論や技法は、分析家の生い立ちと臨床業績とも絡めて理解することで認知として自らの中に定着する。フロイト以後の精神分析の発展を支えた22人のアナリストを、3つに分けて取り上げ解説する。
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精神分析の講義はえてして難しい。しかし本来、精神分析は治療関係の中で治療者と患者が語り合い、理解し合うための理論であり技法であるはずである。著者たちは試行錯誤の後、アナリストの生い立ちや臨床業績を絡めて理論や技法を学ぶ方法が、理解を多いに助けてくれることに気づく。本書はこうした視点から、フロイト以後の精神分析の発展を支えた22人のアナリストたちを、自我心理学派(自己心理学派を含む)、クライン学派、独立(中間)学派の大きく三つに分けて取り上げ解説する。