- 「歌」の精神史
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- 価格
- 902円(本体820円+税)
- 発行年月
- 2015年11月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784122061989
[BOOKデータベースより]
いま、叙情が危ない。われわれのこころの世界が乾き、叙情を受け容れる器が水漏れをおこしているのではないか。叙情とは、万葉以来の生命のリズムのことだ。日常の言葉を詩の形に結晶させる泉のことだ。それが危機に瀕しているのは、歌の調べが固有のリズムを喪失しているからだ。いまこそ、「歌」の精神を取り戻すときではないか。
空を飛ばなくなった歌―美空ひばりと尾崎豊
「短歌的抒情」の否定と救済―小野十三郎と折口信夫
『サラダ記念日』の衝撃―斎藤美奈子と富岡多惠子
浪花節と演歌―朝倉喬司と春野百合子
『平家物語』の無常観―小林秀雄、唐木順三、石母田正
吉川英治と『平家物語』
挽歌の伝統と「北の螢」―古賀政男と阿久悠
西行と啄木のざわめく魂
道元と白楽天
親鸞の「和讃」
親鸞和讃の今様歌謡
瞽女唄と盲僧琵琶―小林ハルと永田法順
西條八十と北原白秋―日本的叙情
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日本の伝統的詩歌と歌謡に底流する生命の昂揚感と無常観。万葉以来の生命のリズムであり、魂の躍動を促す叙情の復権を説く力作論考。