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- 赤めだか
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- 価格
- 1,045円(本体950円+税)
- 発行年月
- 2015年11月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784594073626
[BOOKデータベースより]
17歳で天才・立川談志に入門。「上の者が白いと云えば黒いもんでも白い」世界での前座修業が始まる。三日遅れの弟弟子は半年で廃業。なぜか築地市場で修業を命じられ、一門の新年会では兄弟子たちがトランプ博打を開帳し、談志のお供でハワイに行けばオネーサンに追いかけられる…。様々なドタバタ、試練を乗り越え、談春は仲間とともに二ツ目昇進を目指す!笑って泣いて胸に沁みる、破天荒な名エッセイ、待望の文庫化!「今、最もチケットの取れない落語家」の異名を持つ立川談春のオリジンがここに!2008年講談社エッセイ賞受賞作品。
「これはやめとくか」と談志は云った。
新聞配達少年と修業のカタチ
談志の初稽古、師弟の想い
青天の霹靂、築地魚河岸修業
己の嫉妬と一門の元旦
弟子の食欲とハワイの夜
高田文夫と雪夜の牛丼
生涯一度の寿限無と五万円の大勝負
揺らぐ談志と弟子の罪―立川流後輩達に告ぐ
誰も知らない小さんと談志―小さん、米朝、ふたりの人間国宝
笑って泣いて胸に沁みる、破天荒な名エッセイ、待望の文庫化。天才・立川談志に17歳で弟子入りした著者の青春時代を描く。〈受賞情報〉講談社エッセイ賞(2008年)
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- 北区の太
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伝承
いかに好きな道とはいえ、落語家になるのがどれだけ大変なのかということを認識させてくれる本です。(落語家だけでなく、職人芸を身につける職業全般に言えることだとは思いますが。)選んだ師匠が天才の立川談志であったことが、その苦労はより大きなものにしています。著者である談春も大きな才能の持ち主であり、才能と才能、個性と個性のぶつかり合いが、もう一人の天才、志らくを絡めて、よく描かれています。談志という人物はかなりハチャメチャな人物かと思っていたのですが、この本を読むとそうではなく、至極全うな考え方の持ち主であったことが判ります。落語への才能と情熱と自信が人一倍大きかったことが誤解された要因ではないかと思います。談志のDNAを引き継いだ立川流の噺家たちの今後に期待が広がります。
2008年に刊行され、講談社エッセイ賞受賞、13刷13万部超のヒットとなった『赤めだか』が待望の文庫化!稀代の落語家・立川談志に、17歳で弟子入りした著者の、修行の青春時代を鮮やかに描いた半自伝。 TBSにてドラマ化決定!主演は二宮和也(嵐)、談志役にビートたけし。