- 「正義」は決められるのか?
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トロッコ問題で考える哲学入門
The trolley problem,or would you throw the fat man off the bridge?- 価格
- 1,540円(本体1,400円+税)
- 発行年月
- 2015年11月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784761271268
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[BOOKデータベースより]
5人を助けるために1人を犠牲にすることは許されるのだろうか?舞台は2015年、サンフランシスコ。路面電車の進路を切り替えて5人の命を救った女性が、待避線にいた1人を殺した容疑で裁判にかけらる。検察、弁護士、大学教授、心理学者などさまざまな立場からの意見が交錯するなかで、「世論の法廷」の陪審員たちは(そして、あなたは)どんな結論を下すのか。
プロローグ 暴走する路面電車
[日販商品データベースより]新聞記事 正義の味方か、殺人犯か?―路面電車のヒロイン、殺人罪で起訴される 勇敢な市民が一夜にして容疑者に
警察資料 その時現場で何が起こったのか―サンフランシスコ市警の事件報告書
陪審員の選任 誰が「正義」を決めるのか―世論の法廷へようこそ
検察側の主張―功利主義の危険な罠―クリーブランド・カニンガム地区検事長による最終弁論
弁護側の反論 常識と直感―弁護人マーサ・バウムガーデンによる最終弁論
クリティカル・シンキング講座 アナロジーの功罪―宇宙は時計に似ているか?
心理学者の見解 「よい」ことは定義可能か―迷走する路面電車論争に科学の視点を
カトリック司教の意見 アクィナスの「二重結果の原則」―ペドロ・オショーネシー司教による法廷助言書
ラジオ討論 利他主義のジレンマ―自己犠牲の境界線
大学教授の議論 犠牲者は誰だったのか―もうひとつのシナリオ
結論の前に 判断の根拠を問いなおす―「正義」は決められるのか?
運命の評決 正義か罪か―陪審員の出した結論
エピローグ 正義を考えるということ
5人を助けるために1人を犠牲にすることは許されるのだろうか。1人の女性が引き起こした事件を題材に、倫理的ジレンマとどのように向き合い、「正義」をどのようにして決めていけばいいのか、その方法を紹介する。