[BOOKデータベースより]
工場で商品をたくさんつくるように、子犬をたくさんつくっている場所を「パピーミル=子犬工場」といいます。子犬工場でうまれた子犬は売り物です。子犬をうんで、お乳をあげたら、お母さん犬の役目は終わり。子犬はお母さん犬のもとから、あっというまにつれさられてしまいます。お母さん犬はせまいケージの中で子犬をさがしつづけ、心配でたまらなくなって、ほえつづけます。そして、つれさられた子犬たちは…。
第1章 子犬がつくられる工場(ボロボロだったカヤの体;保護シェルターにいる犬たちの正体;犬の出産;パピーミルって?;お母さん犬のひさんな生活)
第2章 子犬たちの運命(子犬の市場;ペットショップの子犬たち;ペットショップから買った犬;売れ残った犬たちは、どこへ?)
第3章 すてられる犬たち(ペットを守る法律;そんな理由ですてるのですか?;安楽死ではありません;すてられる犬をふやさないために)
第4章 いのちを救う(パピーミルからの引き出し;新しい飼い主さがし;きびしいじょうけん;いのちのバトン)
いのちの授業必読書
パピーミルという言葉をご存知でしょうか。
命の重さが声高に叫ばれている今だからこそ、犬の命を子どもたちと一緒に考えます。
人間の都合でたくさんの子犬を産まされるお母さん犬とその子犬たちの運命を丁寧に描く感動ノンフィクション。
人間の都合でたくさんの子犬を産まされるお母さん犬とその子犬たちの運命を丁寧に描く感動ノンフィクション!