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[BOOKデータベースより]
「成熟化社会日本」において、地域とともに歩む鉄道の戦略とは。鉄道事業の独立採算が危ぶまれるなか、「上下分離」「地域医療ライン」「外国人旅行客の誘致」「非関連事業(農業)への多角化」など、地域連携による新たな挑戦の事例から考察する。
第1部 問題提起(問題意識と研究目的;わが国鉄道業の現状と課題)
[日販商品データベースより]第2部 分析の枠組みと手法(分析の枠組みと先行研究;分析手法)
第3部 事例分析―記述理論の構築(事例の意義と概要;鉄道事業の制度的枠組み―公的負担のあり方に関する考察;地域鉄道活性化と地域振興;事業多角化の方向性)
第4部 含意と結論―規範理論の構築(含意の検討;結論)
自動車の普及が進む一方、人口は減少しており、もともと人口密度の低かった地方で鉄道事業を成立させることは、ますます難しくなってきている。
本書は、そのような環境下での鉄道の事業戦略を複数の事例に当たり実証的に検討し、(1)上下分離方式による公的部門の支援と鉄道運行主体の経営効率化の必要性、(2)鉄道事業者による沿線地域社会への広義の利益創出の評価、(3)鉄道事業者の関連事業・非関連事業への進出による多角化の可能性、を示した。
単なる事業収支だけを見るのでなく、広く地域社会への外部経済効果を踏まえた鉄道事業のあるべき姿を描く。