- 資本の世界史
-
資本主義はなぜ危機に陥ってばかりいるのか
atプラス叢書 12
Der Sieg des Kapitals.- 価格
- 2,750円(本体2,500円+税)
- 発行年月
- 2015年10月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784778314866
[BOOKデータベースより]
資本主義はイングランドの片田舎で偶然生まれ、その後幾度もの危機に直面してきた。にもかかわらず、いまや資本主義はわれわれの世界を規定さえしているように見える。しかしそれはほんとうだろうか。資本主義の寿命はどのあたりまできているのか。多くの危機はその欠陥によるものなのか。ドイツの気鋭経済ジャーナリストが歴史から資本主義の輪郭を浮かび上がらせる。
第1部 資本の興隆(奇跡の成長―富がこの世に生まれたとき;古代ローマ人もお金は大好き―でも、資本家にはならなかった ほか)
第2部 資本に関する3つの誤り(資本主義は市場経済ではない;資本主義は国家と対立するものではない ほか)
第3部 資本vs.お金(お金は謎である、資本と同じでもない;金ですか?いいえ、けっこうです ほか)
第4部 資本の危機(危機の後は危機の前―近代的資本主義はなぜ危機に陥ってばかりいるのか;資本主義の終焉は近いように見えた―1929年からの世界恐慌 ほか)
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近代、偶然生まれた「資本」が人類の歴史と経済をどう変え、普遍的な仕組みと信じられてきたのか。富の成長の歴史をたどり、資本の誕生と、20世紀以降頻発する経済危機が示す資本主義の本質は何かを指摘する。