- 在庫状況:品切れのためご注文いただけません
[BOOKデータベースより]
ガンコじじいVS善良なるインド系移民。イングランド中部の多文化都市レスターを舞台にくりひろげられる、涙と笑いの異文化交流物語。
[日販商品データベースより]となりのじいさんは、とんでもない人種差別主義者だった。ガンコじじいVS善良なるインド系移民。前代未聞のバトルの行方は…。イングランド中部の多文化都市レスターを舞台にした、涙と笑いの異文化交流物語。
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 青鬼 ハロウィンにひそむ獣たち
-
価格:880円(本体800円+税)
【2023年10月発売】
- おばけのアッチ チとキがいない!
-
価格:1,210円(本体1,100円+税)
【2022年11月発売】
- 青鬼 ジェイルハウスの決戦
-
価格:825円(本体750円+税)
【2022年08月発売】
- 青鬼外伝 ひろしの秘密の一日
-
価格:825円(本体750円+税)
【2023年03月発売】
- 最弱テイマーはゴミ拾いの旅を始めました。 5
-
価格:660円(本体600円+税)
【2024年02月発売】
舞台はイギリス、移民が多く住むレスターという町。インド系移民のシン一家と、その隣人ミックとのあれこれが、シン一家の次男ハーヴェイの目から語られる。
周りの人と交流を持たず、人種差別的な言葉を公言し、一人で暮らす偏屈な老人、ミック。シン一家はなんとか仲良くしようとするがすべて無駄。だが、ミックが若者に絡まれているところをハーヴェイが助けたことから、もつれた糸が少しずつほぐれていく。
異質なものが混ざり合う時、必ず双方ともに違和感と反発心を持つ。共存することは簡単ではない。だが不可能ではないという糸口を、若者らしいしなやかな感性と対応が導き出した。
こぶりな本だが、重いテーマが読みやすく分かりやすく描かれていた。音楽や犬、若者の恋愛話や友情、おっかない母親などが物語に日常性を与えていて、「移民問題」に遠い暮らしをしている私にも入りこみやすかった。なによりハッピーエンドで読後感が良かった。中学生、高校生の読書感想文用の本としてもおすすめ。
著者のバリ・ライさんは、レスターで生まれたインド系移民2世。(なみ@えほんさん 50代・大阪府 )
【情報提供・絵本ナビ】