[BOOKデータベースより]
中野税務署の残業税調査官・矢島顕央はコンビを組んでいる労働基準監督官・西川宗太郎から居酒屋「まさひろの蔵」の案件を持ちかけられた。正社員1人あたりの1ヵ月の残業は10時間に満たない。飲食業においてはたしかに少なすぎる…残業を過少に申告し、納めるべき残業税をごまかしているのか?会社にだまされひどい状況で働かされているに違いない従業員を救いたい西川と、課すべき税をきちんと課したい矢島は、満を持して立ち入り調査に出向くのだが―。
[日販商品データベースより]残業すれば会社も従業員も税金をとられる「残業税」が導入された。生真面目な残業税調査官と、熱血労働基準監督官の凸凹コンビが、働く人たちを守るべく奮闘する。納税者必読、感涙必至の連作ミステリー。
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目を引く設定、残業税調査官の奮闘を通して、「働く」ということの意味をも問う、新時代の社会派ミステリー登場!