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[BOOKデータベースより]
混相流は気体、液体、固体のうち2つ以上の相が同時に存在する流れである。相間の界面が流体中に存在し、その界面も同時に移動するため、数値流体力学の分野でも難易度の高い問題であった。しかし、界面の運動を表す数学モデルの開発が進展し、産業における実際の問題にも活用できる精度の高い計算が可能になってきた。本書では、まず単相流の基礎方程式および解法のスキームをしっかりと押さえたうえで、VOF法、Front‐Tracking法、格子ボルツマン法、DEM‐CFD法、DEM‐MPS法について、それぞれの基本的な事柄から応用例までを丁寧に解説する。
1 序論
[日販商品データベースより]2 基礎方程式
3 Volume‐of‐Fluid法
4 Front‐Tracking法
5 格子ボルツマン法
6 DEM‐CFD法
7 DEM‐MPS法
付録A
化学工学、機械工学、土木工学、環境・エネルギー工学など広く活用される気液・固気・固液混相流の数値解析の理論とその応用を解説。諸産業の研究者ならびに技術者にとって有益な1冊。