[BOOKデータベースより]
儒教的慣習や一人っ子政策の下での女児殺害といびつな男女比、独身男性や自殺する女性の多さ、アイデンティティの表明としての纏足や辮髪、同性愛や異性装をめぐる価値観の変遷―。政治や法、医学、芸術、スポーツまで、西洋的概念では捉えきれない、性の視点から見渡す伝統中国から近現代中国への変化。
“閨秀”と“光棍”
第1部 ジェンダー、セクシュアリティ、国家(家族と国家―女性隔離;女性の人身売買と独身男性問題;政治と法のなかのセクシュアリティとジェンダー関係)
第2部 ジェンダー、セクシュアリティ、身体(医学・芸術・スポーツのなかの身体;装飾され、誇示され、隠蔽され、変形された身体;放棄される身体―女性の自殺と女児殺し)
第3部 ジェンダー、セクシュアリティ、他者(同性関係とトランスジェンダー;創作のなかのセクシュアリティ;セクシュアリティと他者)
ジェンダー、セクシュアリティ、公民性
儒教的男尊女卑が招いた女児殺害やいびつな男女比、未婚男性や自殺女性の増大、同性愛や異性装をめぐる価値観の変遷…。政治や法、医療から芸術まで、西洋的概念では捉えきれない、性の視点から見渡す中国近現代史。
儒教的男尊女卑が招いた女児殺害やいびつな男女比、未婚男性や自殺女性の増大。政治や法、医療から芸術まで性から見渡す中国近現代史