[BOOKデータベースより]
あの“絶望の名言集”がマンガになった。誰よりも落ち込み、誰よりも弱音をはき、誰よりも前に進もうとしなかった人間、カフカの言葉。
いちばんうまくできるのは
ぼくにとっていちばんいい部屋
まるで孤児のようだ
ただ人間的な弱みしか
あの巨大な男が理由もなく
ぼくはひとつの悲しい謎
ほんとうの自分というものが
文学では食べていけない
むしろ途方にくれて
これまでの自分の生活を失うでしょう
多くの人々がごく簡単にそれを
ぼくのような息子が生まれたら
たいていは希望のない助走
受け入れがたい真実
胃が丈夫だったら
不眠と頭痛のせいで
どうしても必要な武器
平凡なサラリーマンとして生涯を送ったカフカの面白さは、日常生活の中にこそある。誰にとっても身近で、共感したり、あきれたりすることができるカフカの姿をマンガで伝える1冊。
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「いちばんうまくできるのは、倒れたままでいることです」カフカ