[BOOKデータベースより]
県民の4人に1人が死んだ地上戦。「伝令」を命じられ、無数の死の現場を見た著者が、70年たった今語る、平和のための戦争の記憶。度重なる空爆、次々と人が死んでいく光景、草木を食べ飢えをしのぐ毎日…。今だからこそ伝えたい、凄惨極まる沖縄戦の真実。
第1章 平和だった子どもの頃(すべての人に頭を下げて歩きなさい;沖縄へ帰郷)
第2章 沖縄戦が始まった(初めての空襲;伝令に選ばれる;過酷な戦場;「帰れ」と言われたけれど)
第3章 米軍上陸(家族との再会;山原に隠れて;米兵も人間)
第4章 戦争が終わった(祖父母の家へ;米軍の捕虜になる)
第5章 終戦後の沖縄(手紙を出さなければよかった;英語教官女性第一号)
1944年、教師を目指していた13歳の安田未知子は沖縄県立第1高等女学校に入学。輝く未来を胸に抱き生きる日々は、沖縄戦によって一変した…。83歳の「沖縄のマザーテレサ」が語る、凄惨極まる沖縄戦の真実。
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戦争は、夢見る13歳の少女の生活を打ち砕いてしまいました。
激戦のあった沖縄で、少女の記憶はとても生々しく、生と死があまりにも簡単に入り乱れていて、つらい本でした。
生き残った彼女が、現在の13歳に語り継ぐ戦争体験です。
この重さをしっかりと受けとめて欲しいと思います。(ヒラP21さん 60代・千葉県 )
【情報提供・絵本ナビ】