- ポルカとオルタンスのだいぼうけん
-
Polka et Hortense.
ロクリン社
アストリッド・デボルド マルク・ブタヴァン 藤本泉- 価格
- 1,650円(本体1,500円+税)
- 発行年月
- 2015年06月
- 判型
- A4
- ISBN
- 9784907542184
[日販商品データベースより]
ある夏の朝のこと。ポルカはおひさまがのぼるずっと前にとびおきると、かごを持って友だちのオルタンスの家にむかってかけだした。「おきて、オルタンス。今日はぼうけんするひだよ」…。『りすのエドモン』の続編。
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色彩にあふれた、おしゃれなフランスの翻訳絵本『りすのエドモン』の続編です。といってもストーリーは、またべつのお話。主人公はポルカとオルタンス。二人のねずみの女の子です。ある夏の朝、白いねずみのポルカは、おひさまがのぼるずっと前に飛び起きると、友だちのオルタスの家へむかってかけ出しました。「おきて、オルタンス! きょうはぼうけんするひだよ!」ポルカとオルタンスは、だれもいったことがない、山の頂上までいこうと決めていたのです。地図をみても、山の向こう側がどうなっているのか、描かれていないのでわかりません。知らない場所にいったらどうなるかわからないから、みんなこわがっています。そんなところへ、ポルカとオルタンスは本当に行くのでしょうか。行ってみたところで、そこには何があるっていうんでしょう?ポルカとオルタスに「いっしょにいかない?」と誘われたエドモンも、あんなに遠い大きな山までわざわざ行く意味がわかりません。あなたは、どう思いますか?見どころは、出発してからドクン、ドクン、とどこかで何かが音をたてていることに、二人がそれぞれ気づく場面。ポルカも、オルタンスも、最初はわからないけれど、音が自分の中から聞こえてくるのだと気づきます。はじめは気乗りしないオルタンスが「よし、ゆうきをだそう!」と決心する場面。そして自分のちからで頂上をめざそうと決心する場面が、かわいらしいイラストとともにしっかり描かれます。哲学的な気づきと、美しい絵が魅力的な絵本。幼い子だけでなく、小学生の子どもたちの心にも十分訴えるものがある絵本ですよ。ポルカとオルタス、二人の家のインテリアや持ち物、道ばたの草花、茜色の夕焼け……。細部までイラストは見どころ満載です。見返しに描かれた草花が、絵本の中のどこに出てくるか、さがしてみてくださいね。年齢問わず多くの人に楽しんでもらいたいお話絵本です。
(絵本ナビライター 大和田佳世)
ポルカとオルタンスが、誰も行ったことがない遠くにそびえる山の頂上まで、冒険することにしたので、夜明け前から出かけました。ちょっと臆病なオルタンスですが、ポルカが崖から落ちて怪我をしたので、一人で頂上まで目指しました。オルタンスは、”とびっきりの友達がいるとなんでも乗り越えられるんだ”とポルカに感謝しました。りすのエドモンが、ポルカを籠に入れてやってきた時には、びっくりしたし、感動もしました。お友達って、いいなあって思いました。色彩が鮮やかでとても綺麗な絵もよかったです。(押し寿司さん 60代・愛知県 )
【情報提供・絵本ナビ】