- 王朝歴史物語史の構想と展望
-
- 価格
- 22,000円(本体20,000円+税)
- 発行年月
- 2015年03月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784787942715
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[BOOKデータベースより]
『栄花物語』に始まり、『大鏡』『今鏡』以下の鏡物へと連なる平安時代の歴史物語群を、相互の連関と他ジャンルとの交響の相のもとに捉え、仮名文の歴史叙述の内実と有機的な展開のありように迫る、気鋭の研究者30名による「王朝歴史物語史」の構想と展望の試み。
1 王朝歴史物語史を拓く(『栄花物語』正編・『同』続編・『大鏡』―連環体としての歴史叙述;歴史物語の基軸としての「世継三作」―「先坊」の設定とその継承をめぐって ほか)
[日販商品データベースより]2 王朝歴史物語の表現世界(栄花物語;大鏡 ほか)
3 王朝歴史物語をめぐる文学史(栄花物語の歌会記事について―「布引の滝」巻・「松のしづえ」巻の歌会を例に;『栄花物語』と仮名日記―『紫式部日記』『更級日記』を中心に ほか)
4 王朝歴史物語史への視座(『栄花物語』と唐物;「駒競行幸絵巻」の主題について―王朝歴史物語絵巻に描かれた歴史的事象 ほか)
王朝歴史物語と総称される「栄花物語」「大鏡」「今鏡」をめぐって、前・同時代の種々の文化を視野に、新たな構想と展望を示す30本の論考を収録。「王朝歴史物語史」の扉を開く1冊。