- 死を受けとめる練習
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- 価格
- 660円(本体600円+税)
- 発行年月
- 2015年04月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784094061505
[BOOKデータベースより]
医師として多くの患者に寄り添ってきた鎌田實氏が「老いや死」について綴った一冊。緩和ケア病棟で出会ったがん患者や、東日本大震災で被災した人々とのエピソードを交えて、これらとどう向き合い乗り越えていけばいいのかを、ときにしんみりと、ときにユーモラスに、提言・指南する。「大往生するためには、死を見つめることが大事」「死を受けとめられるようになると、生きることが楽になる」―。分かりやすい言葉の数々は、様々な苦況にある人たちの救いになること間違いなし。ハッピーに生き切るためのカマタ流「幸福な人生の仕舞い方」。『大・大往生』待望の文庫化!
第1章 まずはウォーミングアップからはじめよう(自分らしく死ぬための準備;夢の由布院へ旅立った男 ほか)
第2章 覚悟、納得、受容が死の恐怖を軽くする(永六輔さんの覚悟;死ぬ「覚悟」を決めたら病気が消えた ほか)
第3章 死を支える(命を賭けたくなるときがあってもいい;死ぬ前に一発ユーモアをかましたい ほか)
第4章 ジタバタしない(この国を守るための覚悟「福島原発行動隊」;命をつなぐ「再生ピアノ」 ほか)
第5章 人生の幸せな仕舞い方(死に立ち向かう方法はひとつではない;死を受けとめる予行演習 ほか)
幸福な「人生の終い方」をお教えします。
諏訪中央病院の名誉院長である鎌田實氏が緩和ケア病棟での診察の日々や東日本大震災での支援活動などを通して考え感じた、怖がらずに死と向き合う術を綴ったエッセイ集。わが国は平均寿命が他国に比べて圧倒的に長いなかでの超高齢化社会を迎えています。体力が衰え、新しい可能性が失われてゆく、後半戦の人生をいかに生きて、どのように「最期」を迎えれば幸せに人生を終えられるのかーー。それを時にシリアスに、またあるときはユーモラスに描いています。2013年6月に単行本として発刊された『大・大往生』を文庫化したものです。
【編集担当からのおすすめ情報】
鎌田氏が生前に書いている「遺言」と、葬式への「会葬礼状」は大変ユーモラスで、そして同時にホロリとします。
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