家裁調査官が見た現代の非行と家族

司法臨床の現場から

創元社
廣井亮一　

• 価格: 2,640円（本体2,400円＋税）
• 発行年月: 2015年03月
• 判型: Ｂ６
• ISBN: 9784422115870

内容情報

[BOOKデータベースより]

家庭裁判所で取り扱われる暴力非行や集団非行などの少年事件、そして離婚やＤＶ、児童虐待などの家事事件を歴史的変遷や社会的背景を踏まえて緻密に考察、現代の少年と家族の実相を鮮やかに描き出す。気鋭の家裁調査官による渾身の論考。

第１部　司法臨床の視点（家庭裁判所と家庭裁判所調査官；司法臨床による少年非行と家族紛争の類型）
第２部　現代の非行（非行総論―少年事件に見る現代の非行；第１類型（反社会的問題行動群）；第２類型（不特定対象型問題行動群）；第３類型（非社会的問題行動群）；第４類型（親密圏型問題行動群））
第３部　現代の家族（家事総論―家事事件に見る現代の家族（夫婦関係；親子関係；親族関係；多問題家族））

[日販商品データベースより]

家庭裁判所で取り扱われる少年事件・家事事件を体系的に分類した上で、各類型を歴史的変遷や社会的背景を踏まえて考察、現代の少年と家族の実相を描き出す試み。非行や家族の問題に関わるすべての人々へ向けた１冊。