- 在庫状況:品切れのためご注文いただけません
- 俳人井月
-
幕末維新風狂に死す
岩波現代全書 059
- 価格
- 2,750円(本体2,500円+税)
- 発行年月
- 2015年03月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784000291590
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
ゲスト さん (ログイン) |
オンライン書店【ホンヤクラブ】はお好きな本屋での受け取りで送料無料!新刊予約・通販も。本(書籍)、雑誌、漫画(コミック)、洋書など在庫も充実
幕末維新風狂に死す
岩波現代全書 059
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
[BOOKデータベースより]
何處やらに寉の聲きく霞かな―明治二〇年、信州伊那で果てた放浪俳人・井月。井月は幕末維新の乱世を、酒の入った瓢箪と杖以外は生涯無一物に徹して、芭蕉を崇拝し、風狂に生き、風狂に死んだ。その生い立ちはいかなるものだったのか?どこから来て、どのような生活をしていたのか?戊辰戦争や明治維新の荒波にどう身を処してきたのか?野垂れ死にした「ほかいびと」の歴史的真実、風狂に生き、風狂に死んだ俳諧師の文学的真実に迫る。
序章 井月風狂に死す
[日販商品データベースより]第1章 ほかいびと井月―放浪の系譜(放浪の系譜;瓢箪と杖―空也 ほか)
第2章 井月の句の世界(ほかいびと―寿ぎの歌・悲しみの歌;井月の句の世界 ほか)
第3章 井月の俳論―雅と俗と月並(挨拶と月並;雅と俗―井月は俳句をどう考えていたのか?)
第4章 伊那の井月(放浪の俳人井月の境涯;伊那気質と風土を巡る ほか)
第5章 井月の出自と思想を探る(長岡で井月を追う;幕末の俳人たち ほか)
第6章 水戸の尊王思想と井月(水戸に井月を追う;水戸天狗党 ほか)
第7章 二人の亡命者―井月と霞松(それぞれの亡命者;二人の沈黙 ほか)
第8章 井月と伊那の夜明け前(裏切られた明治維新;井月と秩父困民党)
終章 井月の死
明治20年、信州伊那で果てた放浪俳人・井上井月。その生い立ちはいかなるものだったのか。どこから来て、どのような生活をしていたのか。類い稀な「ほかいびと」の歴史的真実、文学的真実に迫る。